時間。

1日には24時間しかない。A day=24hoursと時間が限られている。本当に基礎の経済学の講義(経済学を初めて勉強する人のための講義)を今学期から取り始めたのがきっかけで誰もが知ってる当たり前の事実に改めて気付かされた。俺も経済学というよりもまだまだ経済学のイントロをゆっくりかじってる段階なので、自分自身、よくわかっていないかもしれないんだけど、どうやら経済学は限られた資源をどのように管理していくのかを研究する学問らしい。もの(ここでいう『もの』っていうのはただ単に物質的なものに限らず、サービスとか人間の労働力とかも含むんだけど)には限りがある。今、「限りがないものをあげろ」って言われても正直思いつかない。もし世の中が限りがないもので溢れていたら、ものに価値をつける必要も値段をつける必要もない。そんな社会だったら、経済学そのものも存在しないんだろうね。ものに限りがある以上、人間はそのものをどのように使ったり、分配していけばそれを最大限に生かせるのか、もしくは自分を最大限に満足させられるかを考えなければならない。そう考えると実際、自分の生活も含めて人々の生活は可能な選択肢を考慮した上で、あらゆる意思決定にいつも直面している。例えば、今自分の財布の中に一万円があるとしたら、その使い道(可能な選択肢)を考えて、どのようにそのお金を使うのかを決める。それを全部貯金するのか、小旅行の費用に使うのか、そのお金でスポーツを観戦するのか、意思決定をしなければならない。この一万円で旅行、スポーツ観戦、そして貯金する事は難しい。限りがあるが故に何かを得るために何かを犠牲にしなければならない。だからどの選択肢が自分にとって最良なのかを考えた上で決める事ができれば、それに越した事はない。そう考えると今日の時間の使い方はどうも浪費に思えてきてしょうがない。普段、自分は時間がある時に、可能な選択肢を考えて、今はこれをやるべきだな、って行動していない。計画性がないって言った方が早いかもしれない。もちろん、それは自分の頭の中で無意識に行われているかもしれない。でもそれが一時期の自分の楽しみを満たすだけで、それが長い目で見たときに後悔はあまりしないほうだけど(こういう事もあるのかなあって開き直ることが多いし、前向きな方向に持っていこうとしてるからだと思う)、無駄に時間を過ごしてる気がするんだよね。今日は特にそう感じた日だった。突然、今月末から始まるリーディングウィーク(大学の講義がない一週間)に何をしようかを突然思いついたように考え始めて、コンピューターの前で3、4時間くらい、旅行の計画を中途半端に考えて、結局、最後にお金と時間を考えたときにやっぱりその計画を断念してしまった。あの3、4時間はなんだったんだろうって思うと何してたんだ、俺は?って嫌悪感を感じる。時間は学生の一番大事なものの一つだと思うんだ。だから、とにかく今できる事をしっかりしないと。両親にも本当に迷惑かけてるし。じゃ、今日はこのへんで。