クリスマス・イブ前日。

今日、午前11時にマンチェスター空港からここマンチェスターで出会った友達が日本に向かって飛び立ちました。5ヶ月間弱の留学生活を終えて。今までここで出会った友達を何人、空港まで見送ったんだろう。「留学」というものは「永住」とは違って期間が限られているからいつかは「元気でね。」とか「バイバイ。」って言わなければいけない時期が訪れる。見送る事に慣れてしまっている事もあるけど、「またいつかこの人には会えるんじゃないか」って感じたり、もしくは「またこの人に将来、会いたい」って思って見送りに行く事が多いから、見送る事自体に悲しみや寂しさをそれほど強く感じない。もしかしたら、それを相手の前で無意識に隠そうしてるのかもしれないけどね。でも相手と別れた後に「もうあの人とは同じ都市の中で暮らして、時間を共有する事がないんだろうなあ」って感じてしまったり、大学の後に「パブで飲む?」とかそんな気軽な会話ができなくなってしまうって気付いてしまったときはとてつもなく寂しさを感じる。やっぱり、限られた時間とは言っても地元が違う、もしくは国籍が違う人たちと同じ時期に、同じ都市の中で生活するって事はある意味すごい事だと思う。それに気付きにくい毎日を送っているからいつもそれに気が付くときは友達を見送った後の空港からマンチェスターに戻るバスの中。友達を見送った後にいつも感じるのは「去る立場」より「去られる立場」の方がいやだあって事。去る方は次に向かう場所が有るけど、去られる方は残される。俺の場合は心にぽっかり穴が開いてしまって寂しさを感じる事が多いかなあ。でもそうやって思える友達に出会えた事は何かの縁であって、幸せな事だよなあ。またどこかで再会したい。来年のドイツワールドカップではドイツの友達と再会したい!ってかすると思うね。もう最後に会ってから2年以上は経つ、もしかしたら3年経つかも。俺の事、忘れていたら悲しいなあ。それはさすがにないと思うけど・・・。とにかくこれからもいい出会いや良い経験をして、自分に余裕を持たせれればいいかなあって思う。明日はクリスマス・イブだあ。家で一人、ひっそりと過ごすよ。しんみりと山下達郎の曲聞きたい。でもCDがない、痛い。じゃ、イブ、クリスマス、ボクシングデイはほとんどのお店が閉まるので今から食料確保の買い物に言ってきます。ワインも買おう。一人ワイン!