日程にも余裕が出てきて、ドイツで日記を更新してる。WCももうベスト8が昨日、フランスがスペインを下した事で決まった。残念ながら、日本はベスト16にも残ることができずにこのドイツWCから姿を消した。まあ、日本人の立場からして、希望を込めてセカンドラウンドには進出してほしかったけど、この結果は十分に予想はできていた事だからしょうがないって言えば、しょうがない。日本戦3戦を観戦して思う事は日本が一つのチームとして、本当に未熟だったなあってこと。この4年間はなんだったのか?WCは32チーム中、半分の16チームがファーストラウンドで敗退する。でも韓国と日本の敗退の仕方は明らかに違うものがある。世界の舞台で何もできずに終わった感がどうしても、否めない。まだまだ、日本のレベルはこんなものなのかなあ。強豪のチェコ、そして近年強豪チームの仲間入りを果たしつつあるUSAも一次リーグで敗退した事を考えれば、これは妥当な結果なのかなあって思ったりもする。WCの舞台ではどんなチームも内容よりも結果が求められる。誰もがわかってる事だと思うけど、これは逆に言えばいいサッカーしても、勝てなければ意味がなくなってしまう。一昨日のイタリア対オーストラリア、昨日のブラジル対ガーナを見て、この事を本当に実感した。やっぱり、強豪と言われるチームは絶対、決めれるところで決めてくるんだよね。ベッカムのFKにしろ、マニシェのシュートにしろ、ロナウドのキーパーとの1対1にしろさ。WCは本当にこの差で勝敗が決まるとやっぱり思うわ。日本は決定力がないって言われてるけど、これはイコール、勝てないって事になってくると思うんだよね。今大会は決定力どころか、監督の采配、個人的には宮本のDF、中盤からのプレス、ディフェンスといろいろ問題はあったけど・・・。自分は日本人だからか、どんな試合よりも日本戦が一番ドキドキ、ハラハラした。素晴らしい試合を楽しむとか、そんなもんじゃなかった。試合が終わったときには本当に疲れてた。それだけ勝ってほしい気持ちになる試合を観戦したのは今までで初めてだったと思う。やっぱり、自分の国のチームを応援できる事って幸せだし、でもそれと同時に負けた時、一次リーグ敗退が決まった時の喪失感もともに味わっていかないといけないんだあって感じたよ。どんなに批判しても、チームを罵っても、最終的にはサポーターはついていかないと。でも、『今回は残念だったので、次に頑張りましょう。』って素直に思えないのが今回の日本のWCだった。とにかく、信頼できる監督(オシム監督になるのかな)に就任してもらって、これからの日本のサッカーが飛躍する事を祈りたい。じゃ、残されたWC楽しみます。ちなみにフジテレビのきくちゃんを見たけど、やっぱり可愛い人だね、あの人。