サッカーの母国、敗退。

昨日、サッカーの母国がまたしてもPK戦の末に敗退しました。ポルトガルにも頑張ってほしかったけど、やっぱりイングランドに準決勝に進んでほしかった。98年のベスト8をかけた、対アルゼンチン戦を見てるようだったなあ。あの時はベッカムシメオネに報復行為で一発レッド。その後、PK戦の末に敗退。今回はそれがルーニーに変わった。でもカルバーニョのしつこいディフェンスは調子の上がってないルーニーにはきたんだろうなあ。まあ、感情というか、いらいらを抑えれなかったルーニーの負けだわ。それにしてもロナウドはむかついたなあ。最後にPK決めたときの雄叫びも腹が立った。ポルトガルを一人旅して、人もとても親切だったからポルトガルには頑張ってほしいと思っていたし、オランダ対ポルトガル戦、実際スタジアムでオランダサポーターに睨まれたりしてもポルトガルを応援したけど、もうロナウドの雄叫びは聞きたくない。今大会、ほぼイングランドの選手みんなが調子を上げる事ができなかったけど、何とか決勝にあがって、最後はスタジアムでドイツ対イングランドの因縁の対決を観てみたかった。PK戦をTVで見た後、がっかりしてYouth Hostelのベットで寝込んでしまった。ブラジル、フランス戦は後半から見たんだけど、明らかにフランスの方が良かったから、1−0って結構妥当な結果だと思う。ブラジルも今大会はうまく調子を上げていく事ができなかったなあって感じる。みんなが期待するような魅せるサッカーもできなかったし。決勝はドイツ対フランス!もしくはイタリア対フランスが見たい。イタリア、やっぱり強いよ。強いっていうか、簡単に負けないチームだね。たとえ内容が悪くても。やっぱり、カンナバーロガットゥーゾがかなり効いてる。組織でのディフェンスがチームとしての共通理解として、しっかり徹底されていると思うんだよね。高い位置から無理をして、ボールを取りにいかないでボールを奪うところを本当に限定してる感じ。いいディフェンスをしてるときは相手につられて、中盤でスペースを相手に与える事はほとんどない。ドイツは時間をかけて、攻撃しようとすればするほどイタリアの戦略にはまっていくじゃないかなあ。イタリアの攻撃を崩すにはロナウドみたいにドリブルで組織を打開していく選手がいるといいけど、ドイツ戦どうなるのかなあ。この試合はスタジアムで観戦するから楽しみだ。そうそう今、Dusseldolfっていう北西部の街に来てるんだけど、ここ日本の企業が多く進出してるみたいで、日本人の子供をよく見かける。そしてスーツを着たエリートさんもいるし、マダムっていうのかいかにも海外駐在員の奥さんらしき人達ともよくすれ違う。日本のレストラン、日本の本屋も充実してて、なんか本屋に入ると本を買うつもりもないのにウキウキしてしまう。さーて、ホステルに向かおうかなあ。